2022年9月、講師に井上寿さんをお呼びし、
園庭についての研修を行いました。
講習の内容をもとに、
子どもたちが自ら育つ経験ができる園庭に
向けて整備を行っていきます。
子どもたちが危険を感じながら遊べる環境へ。
予期せぬ危険は、大人が排除しなくてはなりませんが、高いところで恐怖心を抱くとや、登る途中で落ちてしまうことなど、
子どもが「危険」と向き合って経験する怪我
は成長にとって必要です。
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実際に遊具を作り始めたのは、12月。
保護者の方にも声を掛けると、
6組の保護者の方から参加希望を頂きました。
当日は、保護者の方のご都合で、
参加できたのは3組の方でしたが、
園庭づくりに興味を持っていただけたことは
大きな一歩だと感じました。
遊具作りの際には、
講師の先生の参加は日程的に難しかったのですが、
私が普段から工具を使っていることもあるので、
保護者の方と一緒に進めていきました。
保護者の方は色を塗ったり、
簡単なところはインパクトドライバーも
使いながら組み立てていきました。
参加して頂いたお父さんで
インパクトドライバーを使える方が
いたお陰でとても助かりました!
完成後、2カ月が経ち、挑戦する子と、自分の力で登れる子が増えてきました!
最初の頃は、登りたい気持ちが強く、椅子を使ったり、友だちに手伝ってもらったりしてしまうこともありましたが、段々と「自分の力で登る」ということを理解し、登れなくても良いということが浸透してきました。
ひじを 使うんだよ!
あごを のせて!
ここ持って!
登れなくても良いんだよ!
◯◯ちゃんに教えてもらったら登れた!
子どもたちで、登った時のコツや、考えを伝え、
対話している姿があります。
手の豆が剥けるまで
何度も挑戦する子もいました!
悔しさを抱き、
現在の自分の力を認める姿もあります。
登れることが良いことではありません。
挑戦し、自分の力を知ること。
何回も挑戦すること。
そのような経験が必要です。
こうやって写真を整理してみると、誰かが登っているところを近くで見ている写真が多くありました。
登ルートを研究したり、安全かどうか確かめていたり、自然とそういう行動を取っているのだと感じています。
まだまだ、園庭整備を始めたばかりですが、
今後も子どもの姿に合わせて
環境を整えていければと思っています。
ブログ担当:教頭
2023年02月18日
自ら育つ園庭へ
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2022年07月28日
幼稚園紹介 動画
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2022年07月14日
食べられない子もいるよね。
栽培について年長で行われた話し合いです。
保育者:「夏休みになるけど、栽培している物はどうする?」
園 児:「スイカを食べてみたい!」
園 児:「去年は預かりの子が食べたよね!」
園 児:「それだと、食べれない子もいるよね。」
園 児:「食べれない子はかわいそう。」
園 児:「夏休み終わるまで取っておけるかな?」
園 児:「腐っちゃったら、誰も食べられないよ!」
園 児:「枝豆も育ててるよね!枝豆は9月が収穫だから食べれそうだよ!」(種のパッケージを見て知っています。)
園 児:「スイカはどうする?」
園 児:「枝豆何個ある?」
園 児:「いっぱいある!」
園 児:「じゃあ、スイカを食べれなかった子に枝豆を多くあげよう!」
みんな:「いいねー!」
普段から、自分の意見を言うことを大切にしています。
年長になると「友だち」のことも意識できることがわかりますね。
「それだと食べられない子もいるよね。」という発言が、みんなの「いいねー!」に繋がったと思います!
その発言が無ければ、みんなが納得するのは難しかったかもしれません。
このような話し合いは、小学校での命の授業などに繋がると思っています。
命の授業(飼育したヒラメを食べるかどうか)
https://www.fnn.jp/articles/-/7758(引用元:FNNプライムオン)
ブログ担当:教頭
保育者:「夏休みになるけど、栽培している物はどうする?」
園 児:「スイカを食べてみたい!」
園 児:「去年は預かりの子が食べたよね!」
園 児:「それだと、食べれない子もいるよね。」
園 児:「食べれない子はかわいそう。」
園 児:「夏休み終わるまで取っておけるかな?」
園 児:「腐っちゃったら、誰も食べられないよ!」
園 児:「枝豆も育ててるよね!枝豆は9月が収穫だから食べれそうだよ!」(種のパッケージを見て知っています。)
園 児:「スイカはどうする?」
園 児:「枝豆何個ある?」
園 児:「いっぱいある!」
園 児:「じゃあ、スイカを食べれなかった子に枝豆を多くあげよう!」
みんな:「いいねー!」
普段から、自分の意見を言うことを大切にしています。
年長になると「友だち」のことも意識できることがわかりますね。
「それだと食べられない子もいるよね。」という発言が、みんなの「いいねー!」に繋がったと思います!
その発言が無ければ、みんなが納得するのは難しかったかもしれません。
このような話し合いは、小学校での命の授業などに繋がると思っています。
命の授業(飼育したヒラメを食べるかどうか)
https://www.fnn.jp/articles/-/7758(引用元:FNNプライムオン)
ブログ担当:教頭
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