園庭についての研修を行いました。
講習の内容をもとに、
子どもたちが自ら育つ経験ができる園庭に
向けて整備を行っていきます。
子どもたちが危険を感じながら遊べる環境へ。
予期せぬ危険は、大人が排除しなくてはなりませんが、高いところで恐怖心を抱くとや、登る途中で落ちてしまうことなど、
子どもが「危険」と向き合って経験する怪我
は成長にとって必要です。
*********************
実際に遊具を作り始めたのは、12月。
保護者の方にも声を掛けると、
6組の保護者の方から参加希望を頂きました。
当日は、保護者の方のご都合で、
参加できたのは3組の方でしたが、
園庭づくりに興味を持っていただけたことは
大きな一歩だと感じました。
遊具作りの際には、
講師の先生の参加は日程的に難しかったのですが、
私が普段から工具を使っていることもあるので、
保護者の方と一緒に進めていきました。
保護者の方は色を塗ったり、
簡単なところはインパクトドライバーも
使いながら組み立てていきました。
参加して頂いたお父さんで
インパクトドライバーを使える方が
いたお陰でとても助かりました!
完成後、2カ月が経ち、挑戦する子と、自分の力で登れる子が増えてきました!
最初の頃は、登りたい気持ちが強く、椅子を使ったり、友だちに手伝ってもらったりしてしまうこともありましたが、段々と「自分の力で登る」ということを理解し、登れなくても良いということが浸透してきました。
ひじを 使うんだよ!
あごを のせて!
ここ持って!
登れなくても良いんだよ!
◯◯ちゃんに教えてもらったら登れた!
子どもたちで、登った時のコツや、考えを伝え、
対話している姿があります。
手の豆が剥けるまで
何度も挑戦する子もいました!
悔しさを抱き、
現在の自分の力を認める姿もあります。
登れることが良いことではありません。
挑戦し、自分の力を知ること。
何回も挑戦すること。
そのような経験が必要です。
こうやって写真を整理してみると、誰かが登っているところを近くで見ている写真が多くありました。
登ルートを研究したり、安全かどうか確かめていたり、自然とそういう行動を取っているのだと感じています。
まだまだ、園庭整備を始めたばかりですが、
今後も子どもの姿に合わせて
環境を整えていければと思っています。
ブログ担当:教頭
【笑顔のおくりものの最新記事】